今日はフィグツリーキャンプに移動するが、10時頃まではこのあたりでサファリをする予定だ。
チェックアウトをして、6時20分に出発。
今日は全天の雲で、日の出は望めそうにない。
まずはチーター親子に別れを告げようと探すことにした。
7時過に発見。
まだ暗いが、5頭がこちらを向いてくれた瞬間を撮影できた。
親子は、この2日間食事をしていないので今日は狩りをするはずなので、しばらく追うことにする。
何度かあり塚の上に親子が乗り、こちらを向いてくれたのでかなり撮ることができた。
それにしても、今回ほど撮りやすいチーター親子はいなかった。
結局2度狩りに失敗した時点で、移動の時間になってしまった。
同じマサイマラだがセレナより北東に位置するフィグツリーまでゆっくりサファリをしながら移動。
午後1時にフィグツリーキャンプに到着した。
午後のサファリは3時半から。
そばを流れるタレック川沿いにヒョウを探しに行く予定だ。
そのエリアには生後10カ月の子ヒョウ2頭と母親がいるとの情報を得ていた。
ロッジを出て5分とたたないうちにチーター発見。
母親とかなり大きな子供3頭だ。
近くにインパラがいて、彼らはこの2日間食べていないとの情報を得ていたので、狩りの可能性があると判断してしばらく待つことにした。
30分ほど待っていたが、寝てばかりで動く気配がない。
そこでヒョウを探しに行くことにした。
15分ほどでタレック川の支流に出た。
この辺りがヒョウのテリトリーだ。
支流に沿って進むうちにホロホロチョウがガーガーギーギーとけたたましい警戒音を出していた。
ヒョウがいるはずだ。
すぐに茂みから顔を出す母ヒョウを発見。
そうとう空腹の様子で獲物を探しているようだ。
そこで、しばらく追うことにした。
ヒョウは支流の窪地を通ったり、周囲の平原を通ったりしながら進んで行く。
平原に出た時がシャッターチャンスだ。
アップやストーキングを撮影。
ここもグリーンバックできれいだった。
しばらく追っているうちに車が集まってきてしまった。
最近マサイマラでもヒョウはなかなか見れないので、ヒョウがいると車がたくさん集まってくる。
6、7台がついてくるので、ヒョウは警戒してなかなか窪地から出てこない。
そこで先回りして、子供を探すことにした。
10分ほどで草むらに潜む子供を発見。
いたのは1頭のみ。
それも、草がじゃまして撮影できない。
そのうち車が集まってきて、子どもはブッシュのなかに隠れてしまった。
母親は車に慣れているが、子どもはまだシャイで撮影しずらそうだ。
今回のテーマとしてあげていたのが、ライオンの狩り、ヒョウ、ゾウ、霧だった。
フィグツリーには5泊するので、ここでの狙いは当然ヒョウということになるだろう。
5時頃から雲行きが怪しくなり、5時半からスコールが降り始めた。
雲が全天に広がりまったく光がなくなったので、あきらめて戻ることにした。
ロッジ近くに来たとき、先程見たチーター親子がウォーターバックを追っているのを発見したが、本気ではなさそうだ。
まったく光がなく撮れる状態ではなかったので、ロッジに戻ることにした。
それにしても乾季のはずなのに、雨が多い。
それもすごい降りで、まるで雨季のような天候だ。