12月中旬出版予定の写真集の前書き、後書きの打ち合わせを行う。
後書きでは、私が20年問い続けてきた生命について書いた。
私は自然を観続けていると、創造主の大いなる意思を感じてきた。
通常われわれが捉えている生と死のある命を超えた「いのち」の存在を感じるのだ。
今回は、命といのちの関係、生命とは何か、どう生きるのか、という永遠の難題に挑んだ。
この難解なテーマを宗教・哲学的側面だけではなく、科学的に捉えようと苦心した。
その物理学的意味や、脳科学的特徴について問い続けながら、何度書き直したのだろう。
1000回は下らないはずだ。
一般の人にも分かるように苦慮してきたが、本日の打ち合わせでやっと編集者のOKがでた。
後輩に読んでもらったら、「鳥肌がたった」と評価してもらった。
生命の表現者を目指して20年。
やっとそれが形になりそうだ。