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命を超えたいのちの存在

12月中旬出版予定の写真集の前書き、後書きの打ち合わせを行う。

後書きでは、私が20年問い続けてきた生命について書いた。

 

私は自然を観続けていると、創造主の大いなる意思を感じてきた。

通常われわれが捉えている生と死のある命を超えた「いのち」の存在を感じるのだ。

 

今回は、命といのちの関係、生命とは何か、どう生きるのか、という永遠の難題に挑んだ。

この難解なテーマを宗教・哲学的側面だけではなく、科学的に捉えようと苦心した。

その物理学的意味や、脳科学的特徴について問い続けながら、何度書き直したのだろう。

1000回は下らないはずだ。

 

一般の人にも分かるように苦慮してきたが、本日の打ち合わせでやっと編集者のOKがでた。

後輩に読んでもらったら、「鳥肌がたった」と評価してもらった。

 

生命の表現者を目指して20年。

やっとそれが形になりそうだ。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。