写真展が終わり、後片付けの目途もたち、日常の生活に戻ってきた。
この2年半は写真集出版や2度の写真展で走り続けてきた。
息子の受験も終わった。
クリニックのほうは以前と比べると患者さんは若干減っており、落ち着いている。
母のほうはまだ入院中で、週に2~3度の病院通いを続けている。
この数か月はこれらのことが重なりたいへんだったが、大きく体調を崩すこともなく(多少悪い日はしょっちゅうだが)乗り切ってきた。
しばらくのんびりしようと思っている。
過去を振り返ると、必要な時に必要なことが起きるが、一段落して一見暇そうなときにも意味がある。
実は何か別のことに取り組まなければならないために時間が与えられているのだろう。
珍しくこの1か月間、特別な予定が入っていないのは、母や家族と過ごす時間が与えられているのかもしれない。
先日、母のリハビリのための転院先を探すために2つの病院を見学してきた。
90歳で骨盤骨折。
ふつう認知障害がでるか寝たきりになうのが普通であろうが、驚異の回復を見せた母。
だが、もともとある脊椎の多発性圧迫骨折によるゆがみで神経根症状が出て、動けなくなってしまった。
今は寝返りがやっとの状態だ。
リハビリができる状態まで痛みがコントロールできればよいのだが・・・・
縁とは不思議なものだ。
ある病院の院長が私の写真展に来てくださり(その時が初対面)、挨拶をした。
現状では、その病院に転院することになりそうだ。