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写真展が終わり、後片付けの目途もたち、日常の生活に戻ってきた。

この2年半は写真集出版や2度の写真展で走り続けてきた。

息子の受験も終わった。

クリニックのほうは以前と比べると患者さんは若干減っており、落ち着いている。

母のほうはまだ入院中で、週に2~3度の病院通いを続けている。

この数か月はこれらのことが重なりたいへんだったが、大きく体調を崩すこともなく(多少悪い日はしょっちゅうだが)乗り切ってきた。

しばらくのんびりしようと思っている。

過去を振り返ると、必要な時に必要なことが起きるが、一段落して一見暇そうなときにも意味がある。

実は何か別のことに取り組まなければならないために時間が与えられているのだろう。

珍しくこの1か月間、特別な予定が入っていないのは、母や家族と過ごす時間が与えられているのかもしれない。

先日、母のリハビリのための転院先を探すために2つの病院を見学してきた。

90歳で骨盤骨折。

ふつう認知障害がでるか寝たきりになうのが普通であろうが、驚異の回復を見せた母。

だが、もともとある脊椎の多発性圧迫骨折によるゆがみで神経根症状が出て、動けなくなってしまった。

今は寝返りがやっとの状態だ。

リハビリができる状態まで痛みがコントロールできればよいのだが・・・・

縁とは不思議なものだ。

ある病院の院長が私の写真展に来てくださり(その時が初対面)、挨拶をした。

現状では、その病院に転院することになりそうだ。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。