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不都合な真実 2

家内と映画『不都合な真実2』を観に行った。

これは米国・元副大統領のアル・ゴアの地球温暖化を防止するための戦いを描いた映画である。

当時から、「化石燃料を燃やして排出された二酸化炭素などが地球温暖化の原因である」という意見には反対が少なくなかった。

発展を望む開発途上国はこの意見を認めたくないし、先進国でも経済を優先させる考えの人たちからは反対意見が続出した。

しかし、われわれが化石燃料を燃やし、それによって出てくる二酸化炭素が温暖化の原因の一つになっていることは間違いない。

前作から10年の時がたち、これが温暖化の主因であることは疑う余地はなくなってきた。

 

しかし、いまだに認めようとはしない敵は多い(トランプ大統領など)。

地球を愛し、後世の人たちになるべくよい形で地球環境を残しておきたいと願う愛ある人達は、この現状を憂いているだろう。

だが、化石燃料消費を控え、便利な生活を諦めることは容易ではない。

具体的にどうしたらよいか、分からないでいる中、ゴア氏は幾多の困難にも負けずに闘い続けている。

 

家内は「ゴアはなんと強いのだろう」という意見だったが、僕は「なんと幸せなのだろうか」と思った。

自分の信念を貫き、困難と闘いながらその道を求め続けることが、男の一生としてもっとも幸せな生き方だと思っているからだ。

 

奴隷制の廃止、女性の参政権取得、アパルトヘイト廃止など、解決がまったく困難と思われる問題が、時間の経過とともに解決されてきた。

多くの抵抗にも関わらず、それらが廃止されたのは、間違ったシステムだったからだ。

今の化石燃料に依存した生活は、いつかは変えざるを得ないことは明確である。

何が大切なのかを考えた場合、向かう方向性は明確で、「世界が一致して温室効果ガス削減に向かい、目標をクリアするという転換点が近い」というゴアの力強い演説内容が実を結ぶ時は必ずやってくるはずだ。

後世の人たちのためにそうなることを願いたい。