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診療最終日 1年の診療を通して思うこと

今日は今年の診療最終日。

昨年までは最終日の外来は半日で70人くらいと結構大変だったが、今年はそれほどではなかった。

それでもこの12月の1日平均受診数はジャスト100人。

連日忙しい日々が続いた。

スタッフのみなさん、ほんとうにご苦労さまでした。

今年の前半は患者数が少なかったが、後半盛り返して昨年並みになったようだ。

今年の1年を振り返って、僕の診療のスタイルが明らかに変わってきたことを感じている。

あきらかに疲労による精度低下が減ってきた(もちろんまだまだであるが)。

年は確実にとってきたが、ウォーキングに加え、ヨガをしっかり続け、股関節のストレッチを欠かさないことで背中の凝り、首凝りが激減したことが大きい。

仕事が終わった時の疲労感が全く違うのだ。

感情のアップダウンなしに最後まで同じようなペースで診療を続けられるようになった。

これは30~50代よりあきらかにアップしている。

さらに、焦らないこと、怒らないことを肝に銘じるようになって、いっそう疲れにくくなってきたように思う。

元来、せっかちで短気な性格。

それを克服したいと思い続けてきたが、この年になってようやく少しずつできるようになってきたように思う。

実際、焦りや怒りがこんなにも自分を疲労させていたのかを実感している。

アドラーの文章に次のような一説がある。

『カッときて自分を見失い怒鳴ったのではない。相手を支配するために「怒り」という感情を創り出して利用したのだ』

怒りは必要である。

しかし、その表し方には知性が現れることを肝に銘じていたい。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。