初めて帯状疱疹になってしまった。
きっかけはタンザニア取材に出国前の忙しさだった。
7月出版予定の本のゲラが3月いっぱいにできる予定だったが、手元に届いたのは4月14日。
出国までの1週間で校正しなければならず、そこで無理をした。
さらに体がこわばったままエコノミーの狭い席でさらに消耗したのかもしれない。
タンザニアのアル―シャに着いた夜、背中が痛くて目が覚めた。
翌日、ンヅツウでも「ベットが合わないのではないか(いつも同じ部屋の同じベット)」、というほど背中の痛みで眠れなかった。
だが、これは筋肉痛で神経痛ではなかった。
でも前兆だったのだろう。
サファリも抜群によく、かなりハードだった。
4日目に右胸部に発疹が20個ほど出た。
ただ痒いだけで、いつものダニか、と思っていた。
さらに3日ほど痒みのみが続いた。
そこからしびれが始まり、帯状疱疹と合点した。
結構痛いだけでなく、胸部以外に背部も出ていたので座席でこすれた。
悪路による振動は激しく、だんだん痛みは増していった。
当然、こんな展開は予想していないので薬は持っていない。
ほとんど飲んだことのない痛み止めを飲まなければならないほどの痛みだった。
帰国後も痛みは続いているが、鎮痛剤を飲めば仕事ができないほどではない。
ただ抗ウイルス薬を飲んでいないので治るとしても3週間。
へたすると数か月かかり、後遺症が残るリスクもある。
しばらくは無理はできない。