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タンザニア取材日記 4月28日

 

6時出発。

 

雨は降っていないが、全天の雲。

 

朝日は無理だった。

 

ライオンの子どもを探すがまったく見つからず。

 

この2日間誰もみていないようだ。

 

オス2頭を見つけるが、ブッシュに入ってしまった。

 

ビックマーシュのメスは2頭が獲物を待って座っているだけで、動きがない。

 

こちらの子ども(3週が2頭)も姿を見せない。

 

朝撮ったのはトキコウというコウノトリの一種がえさを撮るところのみ。

 

水面にリフレクションが写りきれいだった。

 

昼前にチーターを発見。

 

初めてみるチーターでメス。

 

相当空腹の様子でシマウマの群れにくっついて移動しているグラントガゼルを狙うが、すぐに発見され逃げられてしまう。

 

またすぐに走り出した。

 

はぐれたヌーの子どもがいる。

 

これなら失敗することはないだろう。

 

案の定、すぐに捕まえた。

 

捕まえる瞬間を撮ったが、後ろ向きで遠い。

 

食べるところを少し撮って移動することにした。

 

 

 

 

午前中はここまでと思ったが、帰りがけに白い花畑のところにグラントガゼルの群れがいて、親子もいたので親子を撮影。

 

これはなかなかよい写真になった。

 

その時、トムソンガゼルが近づいてきて、子どもとキスするところを花畑バックで撮れた。

 

これは面白い。

 

そのすぐ先に親子のチーターがいるとの情報が入り、向かう。

 

砂地の一段高いところに母親と大きな子ども1頭。

 

後ろにエジプトガンやフラミンゴを入れて撮影。

 

 

その時気づいた。

 

砂地の形状が非常に面白く、アップではなく、引きの写真で空と雲を入れて撮った写真が今まで撮ったことのないような雰囲気のある写真になった。

 

午後2時半にロッジに戻る。

 

食事がすむと午後のサファリまで1時間しかない。

いつものことだが、休む暇はない。

 

 

午後のサファリは4時から。

 

ンヅツウ湖に流れ込む川を渡るシマウマを劇的な空をバックに撮影。

 

これはかなり良い。

 

そばにチーター親子がまだいたので(満腹のため)、その空バックに撮影。

 

これもチーターではこのような写真は撮ったことがない。

 

その後は青黒い雲間から光が漏れるすばらしい空バックにシマウマやヌーを撮りまくる。

 

その後ライオンを探すが、別の群れのメス3頭が木陰で休んでいるのみ。

 

今日は少し早く6時半にロッジに戻る。

 

明日は満月。月の見え方から雨季はもう終わるとドライバーは言う。

 

透明感で分かるというが・・・・

 

明日は中野先生ご夫妻と845分、ンヅツウの空港で合流予定だ。

 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。