· 

写文集(写真絵本)『マイシャと精霊の木』

 

写真集はすでに4冊出してきた。

写真絵本(文章は他の人)も10冊出版してきたが、それらの形態では自然から学んだメッセージを伝えきれないと思っていた。

今回初めて文章をメインとした写文集(写真絵本)を創ることができ、7月20日に光村図書出版から発売される。

 

自然やいのちは, なぜ大切なのだろう。

この地球で, われわれはどう生きたらよいのだろうか。 

 

30 年以上,医師として人間の命を,また,自然写真家と してサバンナの大自然に触れながら考え続けてきた。

今までも、そのメッセージを写真展や写真集で発してきたが、それらの形では限界があった。  

4冊目の写真集『Symphony of Savanna』でもそれらのメッセージを書いたが、どうしても文章と写真がタイアップしていなければ難解になってしまうと思っていた。

写真展のキャプションでは内容的に長くなりすぎて、なかなか読んでもらえない。

そんな時に教科書メーカとしては有名な光村図書出版から「子ども向きのいのちの写真集を創りませんか」という声がかかった。

本の完成までに1年かかったが、構想・取材には 20 年以上の歳月をかけている。

この本の特徴は、大人だけでなく,子ども(小学生高学年以上)にも理解 してもらえるように苦心し、初めての写真絵本の形にし、文章をメインにしたことだ

写真はすべて自分で撮ったものだが、くまでも文章の理解を助けるために使用している。

この本は、マサイ族の少年マイシャと精霊の木との対話形式で展開していく 「いのちの物語」だ。

一見難解ないのちというテーマを、絵本という形態、写真を使用することでとても分かりやすく書けたと思っている。

小学校の高学年ならある程度理解できるだろう。

20分で読める内容だが、大人が何度読んでも新たな気付きが得られると思っている。

今、地球では人間のエゴのために大量種の絶滅が進行しているが、そんな中で、多くの人たちに,いのちや自然の大切さ、生きる意味についてあらためて考 えるきっかけとなればと願っている。

本書は、光村図書出版の大英断で、AB版82Pで写真満載の本だが、税別で1800円にしてもらった。

ご高覧いただければ幸いです。