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ライオンは怖くない

児童文学系の雑誌『飛ぶ教室』(光村図書出版)の編集者から恐怖についてのエッセイ執筆の依頼があったのは3月終わり。4~5月のアフリカ取材中に書き上げたそのエッセイが載った雑誌が7月25日に発売になった。

 

以前タンザニア・セレンゲティ国立公園の原野のキャンプに泊まっていた時、星空を撮ろうと思って外に出ようとした瞬間、数メートル前を走り去る4頭のライオンをみて恐怖におののいた。だが、私をエスコートしようと外で待っていたマサイ族の青年は、まったく恐怖を感じていなかった。なんという両者の違いだろう。その時の経験と、数年前まで私を襲う原因不明の不安発作の意味と対策を中心に書いた『ライオンは怖くない』というエッセイ。

興味のある方はお読みください。

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。