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アートとしての医療

9月18日、診療が終わってから東大名誉教授の島薗 進先生の講演会に出席した。

タイトルは『アートとしての医療 なぜ医療者に死生学・死生観が必要なのか』。

とても素晴らしい講演だったが、先生自身が感じている本当の方向性については、「なかなか言いにくいのだろうな」という印象を受けた。

 

生命について考え続けてきた僕には、人間のエゴの視点では、生命観も自然観も正しい方向には向かわないと思っている。

人間の視点ではなく地球の視点で、われわれの五感と脳の視点を越えて生命の本質の視点(おそらく仏教でいうところの縁起と諸行無常)でなくれば、本当の方向性は見えてこないだろう。

それをあらわしたのが、7月に出版した『マイシャと精霊の木』なのだ。

ただ、脳が創る世界観に染まっている人には、分かりにくいのかもしれない。