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ショーペン・ハウワー

 

クリニックの患者さんからショーペン・ハウワーの翻訳本をいただいた。

 

鈴木芳子訳『幸福について』と『読書について』だ。

 

ひじょうに読みやすく、ショーペン・ハウワーの哲学を知るにはうってつけの本だった。

小気味よいほどの正論だ

しかし、「こんなに分かってしまったら、さぞ孤独だったろう」とも思った。

晩年、評価され、後世に残ったからまだ救われるだろうが、普通ここまで正論をはくと嫌われる。

それを恐れずに、おこなったから後世に残ったのかもしれないが・・・・・。

 

 

その鈴木さんと2時間ほど話す機会があった。

『マイシャと精霊の木』をすでに読んでいてくれたために、生命哲学でひじょうに盛り上がった。

 

 

 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。