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メイン機材を変更

 

あるご縁でS社の元副社長とお会いした。

 

その2か月後にS社の創業者が作った教育財団の評議員になってほしいとの依頼があった。

 

そうそうたるメンバーを見て、「私なんかで良いのだろうか?」と思った。

 

荷が重いと思ったが、これもご縁だし、社会貢献の一つと思い、慎んでお引き受けすることにした(正式には理事・評議委員会の承認を得て、決まるのだが)。

 

先日その理事長と常務理事がクリニックに挨拶に見えた。

 

承諾の旨をお話し、その後雑談している時に、今S社のカメラとレンズに興味があり、購入を考えていることをお話しした。

 

すると翌日には、カメラ部門のトップまで話が行き、昨日関係者と面談し、今までの著作とこれからの撮影意図を話す機会をいただいた。

 

1時間ほど話がはずみ、私の撮影意図をご理解いただけたようだ。

 

超広角から望遠まで(すべてを一新することは無理で、超望遠までは予算不足で買えない)をS社のものを主体にしようと決断した。

 

僕にとっては大英断だ。

 

このご縁がなければ思いきることはできなかっただろう。

 

機材購入に関しては、節約に節約を重ね、いつも慎重なのだ。

 

メインレンズの600mmは2世代前のものを27年も使っている。

 

これは最新のものより画質は落ちるし、2.5kgも重いのだ。

 

風景を撮る超広角レンズは時々借りたものを持っていく程度だし、標準ズームも決して画質が最高の高価なものではない。

 

写真集『Symphony of Savanna』と写文集『マイシャと精霊の木』を上梓した時に感じたのは、もっと画質にこだわらねば・・・・、ということだった。

 

PC画面では分からない甘さが印刷にすると見えてくる。

 

次のテーマは『美』なのだ。

 

しかし、美しく撮れるだけではだめで、チャンスは一瞬しかないサバンナなので、機動性が落ちては本末転倒である。

 

それを両立できるカメラがなかった。

 

1年前にS社で出したカメラが初めて僕の希望に合致したが、なかなか手が出なかったのは、システムを刷新するのは勇気も費用もいるからだった。

 

 もちろんすべてをいっぺんに変えることは不可能なので、しばらくは複数社の機材を併用することになるが、あと何回サバンナに行けるだろう、と考えると時間がない。

 

次のテーマが『美』である以上、本の製作には数年かかるだろう。

 

もう待てないと思っていた時のこのご縁。

 

古くなった機材を売り払って、ボディ2台とレンズ3本を購入したのだった。

 

確実に写真が変わるはずです。

 

こうご期待。