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タンザニア取材日記 2019年5月1日

朝、水が出ないのでクレームをつける。

昨日も出なかったので、今日中に直すと約束したのに・・・・。

このキャンプは管理が悪すぎる。

マネージャーの言い訳は、ハイエナが配管をかじったとのこと。

本当かいな?

朝は6時からサファリ

すぐに昨日見つけたチーター親子を見つける

まったく逃げないが、暗いし、子どもたちが元気良すぎて、撮るのが難しかった。

数枚撮れたが、このような写真は過去にたくさんある。

その後、川沿いで川の宝石と言われるカンムリカワセミを発見。

スズメぐらいの小さな鳥だが、とてもきれいな鳥だ。

少し距離があったので960mmで撮影する。

ついていたことに、すぐにえさの魚を捕まえて戻ってきた

食べるシーンを撮影できたのは始めてだ。

その後はライオンを何頭か見るが、みな食べているところで、撮影はせず。

10時過ぎにノブビルダックが6羽(すべて雄で、2羽は婚姻色で美しい)近くの水たまりにいるのを発見。

普通シャイな鳥で撮影は難しいのだが、まったく逃げない。

初めてアップで撮れた。

6羽+水への映り込みも撮れた

午前中のサファリはここまで。

セレンゲティのブッシュにはツェツェバエが多い。

僕は誰よりも刺される。

そしてすぐに手当てしないと腫れて、痒みが強く、1か月以上痕が残る。

朝はツェツェバエに刺されずに良かった。

S氏は無防備に肌を出しながら熟睡していたが、まったく刺されず。

 

同じO型なのに・・・・。

午後のサファリは3時半から

6時まで1回のシャッターも押さず。

ツェツェバエがひどいので、平原に出たが、被写体が見つからない。

5時半ころから光がよくなってきた。

こんな時にサーバルかカラカルが出ててくれればよいのに・・・・

そう念じていたら本当に出て来たのだ。

過去にもそういうことが何度かあった。

「井上さんはネコを惹きつける」と以前から言われていたが、時々こういったことがおきる。

それもそういう時は、そのサファリでは何も撮れていないことがほとんどだ。

諦めるな、ということだろう。

サーバルは若いメスで警戒心は薄い。

車はぜんぜんいない。

おまけに狩りに夢中なので、撮る絶好のチャンス。

ずいぶん押したが、微妙にうまくいかない。

光も良かったが、急速になくなってしまった。

なんとか数枚撮れた。

初めて脱糞シーンも撮れた。

光があれば最高だったのだが・・・。

まあ、またいずれチャンスがあるだろう。

 

 

横浜市内のある小学校から、出張授業を頼まれた。

1~2年生が対象と聞き、「難しいです」とお答えした。

1~2年生は僕にとっては宇宙人。

どこまで分かるかまったく想像できないからだ。

ふだん小学校で出張授業を頼まれるときは、5~6年を対象に自然界のバランスをするが、それは難しすぎるだろう。

しかし、担任の先生の熱意に動かされ、受けることになった。

テーマは動物親子と群れの話。

チーター、ライオン、ヌー、ゾウの親子のエピソードや群れでの生活をスライドで紹介しながら30分の授業をおこなったが、2年生はテレビの影響なのか、動物好きの先生が普段教えているのか、その知識にびっくりした。

ほとんどの質問に答えるではないか・・・・。

みな熱心に聞いてくれたので、多少は役だったのではないか、と思っている。

終了後、1年生のエスコートで教室に行き、子どもたちが全員で僕のために劇を演じてくれた。

素晴らしい出来にちょと感動。

でも、さらに感動したのは先生の熱意だった。

実はこの学校は廃校になるらしい。

その記念に子どもたちのために何かをしたいという先生の熱い思いに胸が熱くなった。

12月には校庭に移動動物園を呼ぶらしい。