井上胃腸内科クリニックも移転して5年目、開院して15年目に入る。
この1年間は、胃腸病に特化すべく改革を推し進め、かなり成果があがってきた。
①もっとも力を入れたのが、内視鏡枠の増加だ。
今まで僕と副院長とパートの先生1~2名で施行していた時は、1~2か月お待たせしていたが、今はドクターを増やしたためにほぼ毎日検査ができるようになりました。
年間施行可能件数も3200から4500件以上に増え、胃、大腸ともに数日以内に検査が入るようになりました。
緊急内視鏡もほぼ毎日できるようになっています。
内視鏡の空き具合は、ホームページで一目でわかるようにしてあるので参照してください。
②超音波検査の充実
今までは週に腹部超音波を数件しかできなかったが、済生会東部病院の優秀な技師さんを招聘し、今は月に30件以上、来年からは40件以上が可能になった。
腹部以外でも頸部の検査も可能になりました。
③消化器外科医招聘
済生会東部病院の消化器外科の先生の外来を新設し、ヘルニアなどの診断や外科手術後の経過観察等もできるようになりました。
④肝胆膵の専門医招聘
肝胆膵の専門医を招聘し、今まで弱かった肝胆膵部門の充実がはかれたと思っています。
⑤救急体制の充実
済生会とのホットラインを充実させ、腹部の救急疾患への対応が各段にレベルアップしました。
来年からは、さらにレベルアップを目指して、システムや機材の充実をはかっていきたいと思っています。