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地獄谷の温泉猿

昨年秋から国内撮影をおこなっている。

今回は自粛前の2月に行った長野県地獄谷の温泉猿の写真を出してみたい。

昨年から地獄谷には一度は行ってみたいと準備をしていたが、暖冬でなかなか休みの日と雪の日が一致せず、ようやく2月初旬に出かけることができた。

 

まずは、朝一番の新幹線で長野まで行く。

バスに乗り換えて上林温泉まで行き、そこから徒歩40分で野猿公苑に到着した。

道はけっこうな雪でツルツル滑り、何度も転びそうになった。

着いた時は雪まみれ。

入苑して、猿の入る温泉に直行する。

 

雪は断続的に降っていて、周辺は銀世界だ。

着いた時は、入浴している猿はいなかったが、定期的に数頭やってきて温泉につかる。

たくさんの猿が入浴するのを待つが、今日はMAXで6頭ほどだった。

温泉の中で毛づくろいをしたり、泳ぐ子どももいる。

最初は慣れていないのでちょっと戸惑った。

雪と湯気でピントが合わないのだ。

すぐにマニュアルに変えるが、なかなかピントがつかみにくい。

でもすぐに慣れた。

 

風で一瞬湯気がとんで、空気がクリアになる瞬間を狙えばよいのだ。

温泉につかるシーン以外に子どもを背中に乗せて移動するシーン、雪遊びのシーンなどが撮影できて、飽きることがなかった。

猿たちは人慣れしているのでかなり近寄れるのだ。

 

まさに撮り放題だったが、最初から閉苑まで粘ったのは僕一人のようだ。

ほとんどの観光客は1~2時間、カメラマンたちも数時間粘って帰っていく。

 

コロナの影響で外国人の数は若干少なったようだが、それでも日曜日だったので大混雑だった。

やはり温泉猿は降雪日に限る。

寒くないと温泉に入る頻度が減るし、絵にならない。

ただし、降雪量が多い時はピント合わせが難しく、長時間の撮影にはカメラの防水対策が必須だろう。

ビニールの防水用具を手放せなかった。

レンズの曇り防止のためにレンズヒーターも用意していたが、使うことはなかった。

さすがに寒さ対策は必要だ。

じっとしての撮影なので防寒具のみでは厳しいかもしれない。

極端に寒さに弱い僕だが、僕は何か所もカイロを貼っていたのでなんとか大丈夫だった。