来年はクリニックの第3のスタート | FUYUHIKO INOUE Breeze in Savanna

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10月1日から開業17年目に入った。 50歳という遅い開業だったが、順調に患者さんも増え、9年目に今の場所に移転した。 開業と移転、この2つを乗り切り、このまましばらくいくと思っていたが、今年から来年にかけて第3の変革期に入ってきたようだ。 今年に入り、倉形医師が開業で退職後は、済生会東部病院の江川副院長のご尽力で優秀な内視鏡医や循環器、糖尿病の先生方に来ていただいていたが、抜けた穴をすべて埋めることはできず、私が外来数を増やしてなんとかしのいでいた。 当初はコロナによる受診抑制ということもあり、なんとか対応できていたが、最近では、近隣の胃腸科のクリニックが続けて3つ閉院となり、またコロナ禍のストレスで胃腸を悪くする人が多くなったためか、患者さんが増えてきた。 なんとか医師や看護師を増やして対応したいと思ったが、これはそう簡単にできることではない。 募集をしてみたが応募はないし、よいドクターとなると応募しても来る可能性は極めて低いのだ。 しかし、うちの師長はいつも断言する。 よい医療を目指し、想い続けていれば、そして時がくれば必ず人は来る。 たしかにいつもそうだった。 そして、今回もそれが理想の形で実現した。 突然、私がもっとっも一緒に診療したいと思っていたドクターが退職することになったのだ。 突然のことで驚いたが、早速、当院に来ていただく交渉をおこない、快諾を得ることができた。 こんなに嬉しいことはない。 後はスタッフを増やすだけだが、それも着々と体制が整い始めている。 8月には優秀な臨床検査技師が入職し、ここにきて2人の看護師の入職が決まりそうだ。 来年からは、2外来の日も増え、より急患に対応しやすくなるだろう。 また、来年は電子カルテ、画像ファイリングシステムを一新し、予約システムとの連動もよりスムーズなものにしていくつもりだ。 来年は井上クリニック第3のスタートの年になるだろう。